天職とは何でしょうか?
あなたにとっての「天職」ってどういうものですか?
「自分にぴったりの仕事?」
「本当にやりたいこと?」
「ひたむきに、一生懸命になれる仕事?」
また、世で言われるようなこんなこと?
「これをするために生まれてきたんだ、と思える仕事?」
「お金を払ってでもやりたいと思うこと?」
このwebサイトの中でも、
「これだ!と思える仕事」
「あなたが一番しっくりくる仕事」etc…
といろいろに表現してますが、、、
天職とは「あなたを活かす、大好きな仕事」
【キャリアのとびら】では、
こんな表現を「天職の定義」にしています。
あなたの良さ・才能が十二分に活かされ、
あなたが大好きでたまらない仕事
日常生活でもこんな経験があると思います。
「得意なこと」や「好きなこと」をやっていると、
・楽しく前向きな気分になれる
・時間があっという間に過ぎ、集中し、のめり込み、夢中になる
・誰かに言われたからでなく自主的に、常によりよいものを探求する
・その結果、どんどん上達し、さらなる高みを目指したくなる
仕事をしてそんな気分を味わいたくありませんか?
だとしたら、「得意なこと」「好きなこと」
にぜひフォーカスしてみてください。
ではなぜ
「あなたの良いところ・才能・得意なこと」と「大好きなこと」にフォーカスするのがよいのでしょうか。
得意にフォーカスし、やりたいことにフォーカスする
もし、あなたが何かの仕事を誰かに依頼しようと思ったとき、
“そこそこできる人”と
“その分野ですごい成果を発揮してる専門家”
どちらに依頼したいですか?
もちろん後者ですよね。
フロリダ州立大学のアンダース・エリクソン教授によると、
バイオリン、テニスのように
、才能が必要とされかつ熾烈な競争のある分野で超一流になるためには10,000時間のトレーニングが必要なのだそうです。
毎日8時間×休みを考慮して月20日×12ヶ月=1年で1,920時間、つまりこれを5年続ければ10,000時間になります。
誰もが世界のトップレベルになれるわけではありませんが、より上を目指そうとするならば膨大な時間の訓練が必要ということが分かります。
ではあなたは、苦手で嫌いなことにそれだけのトレーニングを積めますか?
私は苦手で嫌いな「単調な伝票チェック」を毎日30分でもやると思うと逃げ出したくなります・・・
苦手&嫌いなことに取り組むには、
多大なエネルギーが必要です。
時間、根気、忍耐、集中力のどれをも浪費します。
長い期間やり続けられるのは、そして同じ時間をかけてより成果がでるのは、自分の才能のあること、得意なこと、好きなことです。
もちろん、苦手なことに取り組む必要はないと言っているのではありません。
苦手なことも、ちょっとしたコツをマスターすれば上達するし、それは人生に確実にプラスになります。
(作家ジョシュ・カウフマン氏によると「そこそこ」レベルになるための訓練時間は20時間でよいそうです)
でも「そこそこ」を目指すのではなく、
天職を仕事にしようと思うなら、才能ある、大好きな分野に10,000時間を費やすべきです。
あなたの良いところ・才能を認め育み、鍛錬を続け、プロの域まで伸ばしていくこと、
それを自分の大好きな分野で開花させること、
プロとしてすばらしい成果を生み、顧客、会社にも評価され、大きな満足を生むことができるのです。
天職を知ることは、あなた自身を深く理解すること
「それは分かるんだけど、
自分にどんな才能があって、
何が好きなのかよく分からない」
そんな声が聞こえてきます。
そうなんです、
自分にどんな良いところ・才能があるのか寝食を忘れるほど自分が好きなことは何なのか、考えば考えるほど分からなくなる人、実は多いのです。
一芸に秀でた存在を引き上げるのとは対局の、総合得点で競わせる受験社会が好きなことへのこだわりや自分の才能への気づきを鈍感にさせている、
私はそう思っていますが、それはまた別の機会に。
ただ、自分の良いところも
自分が本当は何が好きかもあなた自身と深く向き合うことで必ず見つけられるのです。
だから今それが分からなくてもがっかりしないでください!
それはあなたの中にあって、あなた自身に見出されるのを待っているのですから。
そしてそれを見出す作業が【天職カウンセリング®】なのです。