こんにちは!
28歳からの『女性のための天職カウンセリング®』キャリアカウンセラーの中川麻里です。
シリーズで、
【好きを仕事にするために、具体的にどうすればよいか】
についてお話しています。
*過去記事はこちら*
(1)【そもそも好きなことが分からない…】場合
(2)【“好きなこと”と”職業名”が一致する】場合
(3)【“好きなこと”と”職業名”が一致しない】場合
(4)【好きに関連する「何か」を「提供」してみたい】場合
今回は、
「好きなこと」と「職業名」が一致しない=
「好きなこと」は純粋に趣味として楽しむ一方、
その楽しさを仕事に結びつけたい場合
について考えてみます。
(下記フローチャートでいう(D)です)
フローチャートで
あなたがどこに位置しているかを
確認しながらお読みくださいね。
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【”好きを仕事にしたい”あなたのためのフローチャート】
a
「好きなこと」は純粋に趣味として楽しむ一方、
その楽しさを仕事に結びつけたい
これってどんな状況かイメージできますか?
今回も「小説が好き」を例にとってみます。
小説は大好きだけど、
小説家になりたいわけじゃない。
私はさまざまな小説が描き出す世界が好きなの。
でも「小説を読む」だけじゃ仕事にはならないよね。。。
そんな感じです。
「好きなこと」の延長線上に仕事があったらいいけど、
それが何なのかさっぱり見当がつかず
「好きなことにまつわる何か」さえ分からないなぁ。。。
こんな方が今回のパターンに該当します。
(”好きなことにまつわる何か”が分かる人はこちらをご覧ください。
【好きに関連する「何か」を「提供」してみたい】場合)
結論から先に申し上げますね。
こういう方の場合、
抽象的なレベルで
なぜそれが好きなのかを明らかにし、
やりたいことに結びつけられるか考える
抽象的なレベルで
なぜそれが好きなのかを明らかにし、
やりたいことに結びつけられるか考える
ことをぜひ試していただきたいのです!
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私自身を例にとりましょう。
私の好きなことの一つに『映画や小説』がありますが、
好きといっても別に
映画を作ったり、小説を書いたりするのが好きなわけじゃありません。
また、これらを「提供するような何か」をやりたいわけでもありません。
(小説の編集者とか映画配給会社に勤務するとかに興味はない)
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◆そこで、「映画や小説が好き」な気持ちを深掘りすると…
優れた物語にはリアリティがあり、私の想像力をかきたてる。
つまり自分が登場人物として
物語の中を生きているような感覚になったり、
エキストラとして映画に出演しているような気になったりする。
物語が進行する過程で登場人物は苦悩したり成長したりするが、
私はその物語の中で彼らが自分の人生を紡いでいくのを目のあたりにし、
多様な人生があることを知る、そういうことが好き。
なんだと分かりました。
◆そこから抽出されるキーワードは…
人生、物語、苦悩、成長、臨場感
というようなことです。そして、
◆他の好きなことや得意なことも考え合わせ見えてきた職業:キャリアカウンセラー
キャリアカウンセラーとは、
「職業選択」という人生を左右する重大な局面に立ち会う
クライアントさんの人生に関わる仕事。
彼女たちが自分の人生を生きるためのお手伝いをする。
たまたま知ったキャリアカウンセラーという仕事が
そういう役割なんだと知り、
身近な「やりたいこと探し」で困っている人に
“キャリアカウンセリングのようなこと”をするようになりました。
そうやって実際に「やってみる」を重ねながら
「キャリアコンサルタント」の国家資格を取り、
結局はキャリアカウンセリングを仕事にしてしまいました。
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◆実際にキャリアカウンセラーの仕事に携わってみて分かったこと:
クライアントさんは天職カウンセリングの中で、
仕事観のみならずご自分の半生を語る。
どの方も自分の人生の主人公、人生を懸命に生きていらっしゃる。
彼女らが天職発見のみならず、
ご自分の人生を紡ぐその過程に携わっている感覚を覚える。
カウンセリングを通じて思うのはそういうことです。
「映画や小説が好きな私の気持ちの延長線上に、今の仕事があるんだな」と思います。
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このように自らが天職に出会うまでを振り返ってみると、
「好きなこと」から「好きな理由」を抽出して、
現実の世界でそれをどう活かすかを考え、実際に試してきたと言えます。
もちろん最初から
「キャリアカウンセラー」という職業を志向していた訳ではありませんが、
自分が好きなものが自分にとってどういう意味を持つのかが分かっていたからこそ、
迷うことなく、すっと手を伸ばせた感じがします。
加えて大事なのは、
何か具体的なものが見えてきたとき、それに実際にチャレンジしてみること。
具体的な行動がなければ、それは単なる絵空事でしかありません。
あなたもぜひそんな観点から自分の「好き」を見直し、
そのものずばりではなくても、
“趣味・消費者としての好き”を仕事に結びつけてくださいね!
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—–<今回のまとめ>———
自分が好きなことについて、
抽象的なレベルでなぜそれが好きなのかを明らかにし、
やりたいことに結びつけられるか考える。
もし「やりたいこと」が見えてきたら実際に試してみる。
—————————————–——–
次回は、
「好きなことを見つけよう!」系の本の中でよく目にする
「やりたいことが見つからなくても、今の状況下で目標を持って一生懸命やろう!」
というフレーズに対して、こんな気持ちになりませんか?
・そんなこと言われてもやりたい仕事じゃないから目標なんて持てない
・今だって一生懸命やってるけど、まったく先なんか見えなくて不安 etc…
そう感じるあなたがどうしたらいいか、についてお話しします!
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キャリアカウンセラー・キャリアコンサルタント 中川麻里
自分自身、やりたいことが分からずに20年間で20回転職した経験をもとに、「自分を活かす大好きな仕事」=天職を見つけるためのメソッドを確立、アラサー女性を中心に天職カウンセリング®をご提供しています。
*Webサイト:女性のための天職カウンセリング®【キャリアのとびら®】
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