こんにちは!
28歳からの 女性のための天職カウンセラー・中川麻里です。
好きなこと、やりたいことが
分からないあなたは、
こんな気持ちになったことはありませんか?
・進路を決める高2の頃、
周りの子は「弁護士」「編集者」「医者」などを
具体的に夢見てる。それにひきかえ私は…
・大学4年、就活中、
友だちは、メーカーやIT、流通などからちらほら内定が出てる。
なのに未だに何をしたいか分からない私……
・とりあえず就職はしたけど、
自分が今やっているこの仕事は
どうしても「自分の仕事」とは思えない…
こんなふうに進路やキャリアについて
10代の頃から悩んできた女性がいる一方、
10代半ばには自分の将来を
バッチリ決めている人たちもいます。
いろいろなんですよね。
そこで今回は、
【人生の中で”好き・やりたい”が見つかるタイミング】
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
今回の結論は、
「人によっていろいろなのよ」
と、ひと言で終わってしまいそうですが、
人生の正午を過ぎてから
やりたいこと、自分のやるべきことを見つけた人たちの例を
まずはいくつか見ていきましょう。
*例(1) マクドナルド創業者:レイ・クロック*
業務用ミキサーの販売代理店を営んでいた52歳のレイ・クロックは、マクドナルド兄弟が経営するハンバーガーショップにミキサーを売ろうと乗り込みます。
そこで目にした、飲食物の効率的な提供システムや、ハンバーガーやフライドポテトをほおばるお客たちの満足げな顔に感動した彼は、即、店のフランチャイズ化を申し入れます。それがあのマクドナルドのはじまり。
出典:『成功はゴミ箱の中に レイ・クロック自伝』
*例(2) BOOK OFF 前経営者:橋本真由美*
時給600円。41歳の橋本真由美が、「娘の学費の足しに」という軽い気持ちでBOOK OFF1号店にパートとして働き始めたときの時給です。
その後、彼女は仕事を任され正社員となり、仕事にのめりこみます。
そして入社から16年後、彼女は、BOOK OFF創業社長に替わって代表取締役に就任しました。
出典:リクナビNEXTジャーナル2015.7.14号インタビュー
*例(3) アメリカの田園風景を描く国民的画家:グランマ・モーゼス*
貧しい農家に生まれた彼女は27歳で結婚し、10人の子どもをもうけます。
70歳で夫が他界したのち、リュウマチを患い、手のリハビリをかねてはじめた油絵が評判を呼び、80歳で個展を開くまでになりました。
そして101歳で亡くなるまで、アメリカの田園風景や生活を描きつづけました。
出典:『モーゼスおばあさんの四季―絵と自伝でたどるモーゼスおばあさんの世界』
さらに、
このような方々の足元にも及びませんが、
大卒後20年以上何をしたいか分からず
20回も転職を繰り返した私が、
自分と同じようにキャリアで悩む
身近な友人にキャリアカウンセリングを
始めたのは46歳でした。
(その後、キャリアコンサルタントの国家資格を取得)
これらはほんの一例でしかありませんが、
自分が今生、何をしたいのかが決まるきっかけや
何をするのかを決める時期は
本当に人それぞれということです。
進学先を決める10代後半や
モラトリアム後の仕事を決める就活時のように
“一律のあるとき”に、自然に決まるわけじゃありませんし、
決めねばならないというわけでもありません。
だから、皆と一緒に
決められた橋を渡らなかったとしても
それはその人なりの人生の軌跡を描いているにすぎない。
自分のペースで自分の道を決める。
すべての人がそれを尊重されるべきです。
ただ、何にせよ、
自分がやるべきことは
そのことに出会ってみないと、
そして実際にやってみないとわからない。
*もしレイ・クロックがマクドナルド兄弟と出会わなかったら?
*橋本真由美がBOOK OFFに入社してなかったら?
彼らは全く異なる人生を歩んでいたでしょう。
だから、少しでも興味のあることはやってみる。
そのこと自体との出会い、
かかわる人たちとの出会い
実際に経験して、続けてみてわかること、
いろいろあります。
そんな経験は、
何一つムダにならず、
あなた自身に根付いて
あなたを作っていきます。
そして経験を重ね
試行錯誤するうちに
やりたいことが見えてくる。
“遅咲き”の人は、
こうやってやりたいことを見つけるのだと
私は思います。
—–<今回のまとめ>———
やりたいことを見つける時期も
きっかけも、人それぞれ。
遅咲きの人は、いろんな経験を重ねることで
やりたいことが見えてくる。
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次回は、
・【アラサー&アラフォーの家事と育児】~パートナーとの家事分担
と題して、これから結婚や出産を控えた
妹世代(娘世代?)の皆さんに
働く女性として今後ぜひ考えてほしい
「家庭の運営」をテーマにおおくりします。
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28歳からの女性のための天職カウンセリング® 【キャリアのとびら®】
キャリアカウンセラー・キャリアコンサルタント 中川麻里
自分自身、やりたいことが分からずに20年間で20回転職した経験をもとに、「自分を活かす大好きな仕事」=天職を見つけるためのメソッドを確立、アラサー女性を中心に天職カウンセリング®を行っています。
*Webサイト:女性のための天職カウンセリング®【キャリアのとびら®】